ながら多読

評価:
Judi Picoult
Simon + Schuster Inc.

¥ 958

(2007-02-22)
コメント:2009年に、「わたしのなかのあなた」という邦題で、キャメロン・ディアスが母親役で映画が公開されます。

JUGEMテーマ:洋書多読

日曜大工大好きです。
持つべきものは電動工具。
こんなちっちゃなドライバーが大活躍。

お部屋の隅っこに、自分専用の棚を作りました。

 

i Pod 専用の棚と、読書ランプをくっつけて、
なかなかの上出来です。

今は暑すぎて、作業中に Audio Bookを聴く気分になりませんが、
実は、多聴による読書はなにかをしながら、
ぐらいの集中度が一番良いようです。


今、ゴーどんが住んでいるこの犬小屋も、
このドライバーで作りました。

狭い植え込みの中に
お気に入りの場所を決め込んだコン(前の犬です)は、
しばらくダンボールの囲いで雨露をしのぎましたが、
かわいそうなので、オリジナル小屋をつくることに。

小屋の入り口が変な位置にあるのはそのためです。

電のこと、ドライバーでうるさいだろうに、
コンはうれしそうに横で見ていましたね。

この作業中に聴いていたのが、
My Sister’s Keeper です。

一番難しい屋根作りの工程の頃、
火事騒ぎが起る場面を聴いていました。

邦題「私の中のあなた」は、
とてもうまい訳だと思います。

白血病を患う姉 Kate への骨髄ドナーとして生を受けた
Anna は、幾たびも姉を救います。
しかし13歳になった彼女は姉への内臓移植を拒否し、
裁判に訴えるのです。

Amazonのレビューで、タイトルに深い意味があることを
結末で理解して感動した、と書いてあるのを見て購入した本です。
本当にそのとおりでした。
翻訳版を読まれた方にも同じ感想を持っていただけそうです。

家族の葛藤に弁護士や脇役のそれぞれの人生が重なり、
登場人物がそれぞれ一人称で語る形式をとりつつ
見事な織物のような作品となっています。

耳で聴いていると、情景が浮かびやすく、
あまり英語は難しくないように思っていましたが、
本を読み返してみると予想以上に複雑でした。
ながら読書(聴く)ですから、
かなり読み飛ばしていたのかもしれません。

10月公開の映画が楽しみです。

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