ECO…

家庭菜園の不耕起栽培―「根穴」と微生物を生かす (コツのコツシリーズ)
家庭菜園の不耕起栽培―「根穴」と微生物を生かす (コツのコツシリーズ)
水口 文夫
週末菜園家のBonnieが、家族の野菜をつくりはじめたきっかけになった本。
春先に土を耕すと、冬眠中のかえるを傷つけてしますことがある。
かわいそうに。
ならば耕さないやりかたは…?
ありました。
この本を読んで以来、
鍬は使わず、ミミズと野菜自身に畑を耕してもらうことに成功! 
生ごみをこれまたミミズに肥料にかえてもらい、
菜園仲間たちには宇宙人扱いされる 
Bonnie農法を編み出したのだ。


最近かまびすしい ECO…エコポイント、エコ替え。
辞書には、 
eco- 接頭辞。 環境に関する-の意味。
とあります。
以前、耳にしたエコロジー ecology
という言葉の意味は、
[uncountable] the study of the environment and the way that plants, animals, and humans live together and affect each other
Macmillan online dictionary)
(植物、動物、人間がともに影響しあって生存する環境や方法に関する研究のこと)  
でした。
7月から交換の始まったエコポイントは、
大型の電化製品を買うほど高得点がもらえます。
替えてもらえる商品も、はっきりいってぜいたく品、
もしくは金券の類が多いですね。 
エコポイントのエコは、
エコロジーとはあまり関係がなさそうです。
では、政府がエコポイントと減税で後押しする
エコ替え、という流れはどうなんでしょうか。、
省エネの商品を作るのにかかる
原材料の運搬や、製造時に発生するCO2、その他の環境への付加
を考えると、
今のを壊れるまで使うほうがいいと思うのです。
怒り母子家庭への支援打ち切りなど、
弱者への支援は財政難を理由に切り捨てる一方で、
エコの名を借りた税金の無駄遣い。
そうまでして、
人間以外の生き物が利する点は何かあるのでしょうか?
私がエコな生き方をしていないことは、自覚しています。
電気は使うし、車は乗るし、
人並みの快適な生活を捨てる勇気はありません。
まして他人を批判する権利などもちろんありません。
でも、今の世を挙げてのエコエコ大合唱はどうもおかしいと思いませんか。
よつばのクローバー
ミミズは畑を耕し、糞は肥料になります。
かえるは害虫をたべてくれます。
そのハーモニーの見事さ気づき、
動植物がしてくれていることに感謝する。 
それがみんなにできるエコロジーの極意だと思うのです。
久々に吠えます。
今日は、ゴードンの遠吠えより大きな声で吠えております。
エコ という接頭辞は、
ecology と勘違いした消費者の購買意欲をあおるための、
economicな戦略の総称である。

ECO…” への2件のフィードバック

  1. おお 畑の師匠ボニー殿
    同感です!
    ボニーの遠吠え、南の島まで届きました。
    ソーラークッカー殿もそう言うとります。

  2. 南の島より、暖かいコメントをありがとう。
    手作りピザ釜のジェームズ君、もちろん灰は畑の肥料だよね。
    英語教室の皆さんとともに、ベテラン添乗員とたずねるサステイナブルな楽園ツアー、行ってみたいねぇ。

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