前に~ならえ、トリロジー2 ロシア大作戦 

投稿日: カテゴリー: 自然農法

パーマカルチャー―農的暮らしの永久デザイン
パーマカルチャー―農的暮らしの永久デザイン
Bill Mollison,Reny Mia Slay,田口 恒夫,小祝 慶子
わたしが学生だったころ、東西関係の緊張は世界が注目すべきたった一つの憂い、という感がありましたが、冷戦は崩壊し、今や歴史の一つとしてどんどん遠くなっていきます。
一人勝ちをおさめた資本主義はというと、昨今その内部崩壊、内部腐敗という意外な敵に苦しんでいます。盛者必衰は世の習い。さて、歴史に学ばざる…も危ういことですから、ソ連がロシアに代わってからの日々を思い出してみました。
ロシアの一般市民にとってはからに大変な時代だったようです。
一部に富や力が集中し、インフレもひどく、手元にあるお金では満足な食料が買えない状況になりました。
どうして餓死する人がでなかったのでしょうか。


ロシアの人は、郊外に別荘を持っていたそうです。
社会主義国は生産の効率は悪いし、結局人間のすることですから権力の中枢部にいるひとがおいしい汁をすったりして、理想どおりの共産は難しかったようです。しかし、かなりの一般市民にも別荘が行き渡っていました。なんせ土地の広いところですから。きっと気持ちも豊かだったんですね。お金持ちぶりを競争するより土いじってるほうが満足できる、という心境は分からなくもありません。
で、食料が十分に買えないインフレの時代、市民は別荘でつくったジャガイモで飢えをしのいだそうです。
ふりかえって食料自給率40%の日本。
春から夏は原料高で食糧が値上がり危機感がありましたが、サブプライム、リーマンショックに続く円高と投機マネーの引き上げで食糧は値下がりしそうですね。 のど元過ぎれば…で忘れちゃっていいのかな。 消費のみで生産の手段を持たない都市住民。消費の頼みの綱、収入が消えたらと思うとぞっとします。
ロシアみたいに別荘を持つのは無理? 日本は土地が狭くて高いから。 確かに同じようにはいかないでしょう。でもね、実際は日本の大半、つまり人口が集中している都市部以外は、人がいなくて、限界集落、過疎と闘っているんですね。若い人がいないのです。
本当に望めば、ロシア的暮らしも手の届かないものではないかもしれませんよ。 ここは手をまっすぐのばして、「大きい前にならえ」で、もうちょっとゆるく散らばってみませんかね。
(この記事は、10月21日の「前にならえトリロジー」第一弾キューバ大作戦、に続く第二弾です。)

前に~ならえ、トリロジー2 ロシア大作戦 ” への4件のフィードバック

  1. うちの両親、長年都市部を転々していましたが、定年後、田舎住まいになりました。
    本人達はガーデニングにちょこっと毛の生えた程度の土いじりしかしないんですが、ご近所は農家のおうちが多く、今の時期だと大根・白菜・小松菜など食べきれないくらいどっさりとおすそ分け(おすそ分けと言える量を超えちゃっているらしいんですが・・・笑)してもらえるので、とにかく「野菜には困らない」んだそうです。
    今の日本において、一番の贅沢は「安全な食物を口に出来ること」と感じる私は、そんな両親の様子をうらやましく思ったりもするし、老後は田舎暮らしがいいかも(自分達が食べる分くらいはなんとか作れないか?)とも思ったりするんですが、
    何せ、虫嫌いなもんで・・・・(泣)
    爬虫類・両生類などの小動物に対しても「私の目に触れない場所で共存しましょう!」と本気で思っているくらいですから・・・。
    以前、京都北山辺りの高級レストランが「地下で葉もの野菜を作っていて、お店でお出ししています」というニュースを観ました。人工的に紫外線(だったと思う)を当てて、土を必要としないバイオなんとか・・・っていう方法で育てているらしいです。
    安全で虫はつかないし、栄養面でも土で育てた野菜よりも高いくらいっていうことで、「これだったら私にもできるかも!」(金銭的なものはこの場合は無視してください)と一瞬思いましたが、太陽にも当てない・土にも触れない。それもやっぱり野菜なんだろうか?とふと疑問に感じました。
    ダーウィンだったら「それも種の進化だよ」とでも言うのかもしれませんね。

  2. うれしいコメントをありがとうございます!
    望むらくは、お、お名前が分かるともっとうれしかったのですが…。(なんとなく見当はついておりまする。)
    いいですね。ご両親が田舎住まいなんて。
    うちはみんな都会にでちゃって、土がいじれず悔しい思いをしました。若いもんは都会で、ゆるく田舎とつながっているのもいいあんばいかと思います。
    ところで地下で育つ野菜っての。私もどうかなと思います。神様の意図は、人間に認知できる範囲を常に超えてのでは? 有機栽培の小松菜を、スーパーの小松菜と生で食べ比べしたことがあるのですが、スーパーのは苦いでした。(窒素過多のせい)
    それに、私の育てた野菜はしおれても水を掛けるとよみがえりますが、スーパーのはしおれたままだといわれたこともあります。
    地下栽培野菜は、間違いなく一度しおれたら元にもどりませんよ。
    友人が偶然これに関した興味深いブログを書いていますので、よかったらご覧ください。http://appletango.blog49.fc2.com/blog-entry-326.html

  3. すみませーんっ(^_^;)
    私、名前を記載していなかったんですね~。
    言い訳をしますと、最初、名前を記載していたんですが、確定を押すのを忘れたのか?とにかく何らかの作業中に消えちゃったと思われます(本当の原因は不明)。
    先日、お友達のお母様が作ったという水菜を頂きました。洗って口に入れると、野菜ならではの甘味を感じました。そのままつまみ食いで食べきってしまいそうになりました(笑)。

  4. やはり caprica 様でございましたね。
    >爬虫類・両生類などの小動物に対しても「私の目に触れない場所で共存しましょう!」と本気で思っているくらいですから・・・。
    という妙な優しさと、北山の野菜栽培に対する情報収集力、さらに
    >一番の贅沢は「安全な食物を口に出来ること」
    で、決まりです。食への健全なこだわりがないとあんなにおいしい玄米おにぎりはできませんからね。
    遅くなりましたが、その節は、ごちそうさまでした。とってもおいしかったです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です