ハイテクで聴くアナログな日々

投稿日: カテゴリー: 読書

 

iPhone のアプリの一つ、 Toy Camera で撮った写真。
不思議な雰囲気が大好きです。

先週は、母とともに田舎へ通いました。
一時間ちょっとのドライブ。
なにをお供にしましょうか?

19万キロ走ってもまだまだ元気なフォレスター君も、
カーステレオはさすがに3代目です。
消耗品のCDプレーヤーは通常5~6年で読み取り機能がだめになるのです。

今度のプレーヤーは USBメモリーや、 
iPod  からケーブルで接続してダイレクトに再生する機能がついています。
iPhoneには iPodが内蔵されていますから、
ドライブ中に音楽、オーディオブックがきれいな音できけるようになりました。

で、選んだのは

Podcast で配信される 宮沢賢治のオーディオブックです。


賢治の名前はずっと前から、
究極のエコロジスト、
いつかは読まなくてはいけない作者、
として特別なものでした。
ただ、作品は最近まで読んだことがありませんでした。
(日本語の読書量がまったく足りません。。)

フジテレビアナウンサーによる朗読、
「フジポッド」で今回聴いたのは、

「カイロ団長」
「黄色いトマト」
「毒もみの好きな署長さん」
「祭りの夜」

カイロ団長は、大好きなかえるさんたちが主人公。

働き者のアマガエルたちが、
ウィスキーのおいしさに魅入られて何百杯ものんでしまい、
借金のかたにトノサマガエルの手下になるところなど、
フジテレビアナウンサーのすばらしい朗読で大変楽しめました。

黄色いトマトは、貧しいけれど幸せに暮らしている兄弟のお話。

サーカスを見たくなったことで、お金のないつらさを思い知ることになります。
食べるに困らなくなるにつれて、どんどん幸せから遠ざかる今の時代の
原型を見た思いがします。

祭りの夜は、2回聴きました。

虎の子の小銭を握り締めてお祭りに出かけた少年は、
詐欺のような見世物に貴重なお金を使ってしまいます。
さらに、そこで見かけた不思議な男を助けるために、
残りのお金を…。

15分程度のお話しなのに、
人間って、いいよな。 
と、じ~んときました。
母は、私にも子供たちにも、このようなお話を
たくさん読んでくれました。
孫ができたら、絶対に読んであげなくてはいけないと思いました。

気持ちが育つための、必須栄養素。

すごいハイテクが私に教えてくれた、
最後に戻っていかなくてはいけないアナログの世界。
ここに足がついていなくては、ハイテクにはなんの意味もないと思うのです。
やさしさを伴わない競争が、不幸しか生み出さないように。

 「お、ステージ。こら上らんとな。」

こちらは、ハイテク インターネットのご縁で我が家にやってきた
究極のアナログわんこ。

「胸はって座っとくで。」

はいはい、私のカーディガンは踏まんといてね。

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